広島・城福新監督“信念”でサンフレッチェ再建「早く紫が似合う監督になりたい」

 J1広島の城福浩新監督(56)が22日、広島市内のホテルで就任会見を行い、「伝統と実績のあるクラブからオファーを受けて光栄。選手、スタッフ、フロント、サポーターとともにチームを築きあげて、シーズンが終わった時にいい1年だったと思えるようにしたい」と抱負を語った。

 広島は今季、残留圏ギリギリの15位でJ1に踏みとどまった。チームの立て直しが期待される新監督は「自分にはムービングフットボールという確たる信念がある。人とボールが動いて、人の心を動かすサッカー。それをやり続けることによって、チームを勝利に導き、選手も躍動する。そんなサッカーを追求したい」と述べた。

 すでに広島は、今季J2徳島で得点ランク2位になったFW渡大生(24)やタイ代表FWティーラシン(29)の獲得を発表するなど着々と補強を進めている。新監督も「自分がこれまで経験してきたことをすべてぶつけたい。早く紫が似合う監督になりたい」と意気込んだ。

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