C大阪 逆に警戒「ポドルスキ抜きの方が神戸は強い」

 左足肉離れで帰国中のポドルスキ
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 「天皇杯・準決勝、C大阪-神戸」(23日、ヤンマースタジアム長居)

 J1C大阪は22日、天皇杯準決勝・神戸戦(23日、ヤンマー)に向けて、大阪市内で最終調整を行った。神戸は左内転筋肉離れの治療のため帰国中の元ドイツ代表FWルーカス・ポドルスキ(32)の欠場が決定しているが、C大阪の尹晶煥監督(44)は「ポドルスキがいないので2倍以上集中しないと勝ち目はない」と逆に警戒を強めた。

 「ポドルスキ抜きの方が神戸は強い」-。そう言わんばかりだった。03年度以来の決勝進出を目指すC大阪。対戦相手の神戸はケガの治療でドイツに帰国中のポドルスキが欠場する。大物助っ人不在で優位に立てるという見立てに対して、尹晶煥監督は「ポドルスキがいれば集中が欠けてもいいが、いないので2倍以上集中しないと(C大阪に)勝ち目はない」と持論を展開し、警戒を強めた。

 ポドルスキを擁した神戸とは11月のリーグ戦で対戦し3-1で一蹴した。フル出場したポドルスキもシュート1本で走行距離もわずか8・6キロ。尹晶煥監督は「素晴らしい選手だが、試合をやってみればそこまでではなかった」と言い切り、欠場の影響は最小限とみており、MF清武も「日本人だけの方が一体感が生まれるかもしれない。前の神戸より強いかも」と同調した。

 C大阪も負傷者が相次いでおり、21日に左足首を手術したFW杉本、右ふくらはぎを痛め別メニュー調整が続くMF山口は欠場。FW柿谷も左足に痛みを抱えており途中出場が濃厚となった。指揮官は「仕方ない状況。いる選手で勝たないといけない」と腹をくくった。油断や慢心は一切ない。MF山村を1トップで起用するなど、総力戦でルヴァン杯との2冠に王手をかける。

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