浅野決めた 独初ゴール! リーグ戦11試合目「当たり損ね」

 「ドイツ1部リーグ、ハノーバー1-1シュツットガルト」(24日、ハノーバー)

 ドイツ1部でシュツットガルトのFW浅野拓磨(23)は1-1で引き分けたハノーバー戦の前半24分に先制点となるゴールを決めた。ドイツ1部で初得点。ベルギー1部でヘントのFW久保裕也(23)は3-1で勝ったムスクロン戦にフル出場し、1-1の前半39分にチームの2点目を決めた。イングランド・プレミアリーグでレスターのFW岡崎慎司(31)は1-1で引き分けたウェストハム戦で出番がなかった。

 待ち望んだ瞬間が、ようやく訪れた。シュツットガルトの浅野は今季リーグ戦11試合目の出場にしてドイツ1部初得点。0-0の前半24分、相手GKがこぼした球を押し込んでのゴールに「当たり損ね。入るときは、こんな感じか」と笑った。

 持ち前のスピードを最大限に生かすため最前線の中央で起用された。得点の場面はオフサイドになるぎりぎりの位置取りから、こぼれた球に誰よりも早く反応した。

 日本代表では悔しさが残った。途中出場したブラジル戦は試合終了間際に絶好機を迎えながらシュートをミートできず、先発したベルギー戦でも無得点。格上と対戦する来年のW杯を見据えれば、少ない好機を決め切ることは大きな課題でもある。

 自らが交代で退いた後に追い付かれて引き分けたとあって喜色満面とはいかない。厳しい定位置争いが続くことを覚悟している23歳は「今日のゴールは一つの結果として、明日から切り替えてアピールしていかないと」と、貪欲な姿勢を崩さなかった。

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