浦和が千金ドロー GK西川が好守連発!10年ぶりアジア制覇へ猛攻しのいだ

 「アジアCL・決勝第1戦、アルヒラル1-1浦和」(18日、リヤド)

 J1の浦和はアルヒラル(サウジアラビア)と1-1で引き分けた。前半7分にMFラファエルシルバ(25)が先制。同37分に追い付かれたが、GK西川を中心に粘り強く守った。ホームでの第2戦は25日午後7時15分から埼玉スタジアムで行われ、勝つか0-0で引き分ければ、10年ぶり2度目の優勝が決まる。

 約6万人の怒号のような歓声に包まれた敵地で相手の猛攻を1点でしのいだ。浦和が10年ぶりのアジア制覇へ半歩前進。何度もビッグセーブでチームを救ったGK西川は「最低限の結果を日本に持ち帰ることができた」と自信を深めた。

 開始約20秒でCKを与えるなど序盤から押し込まれたが、前半7分にラファエルシルバが相手守備の連係ミスを突いて先制した。今大会8得点目に「自分の特長であるスピードを生かせた。幸運にも相手がクリアしようとしたボールをうまく突けた」と振り返った。

 その後、左から右への大きなクロスで何度も揺さぶられて前半37分に同点とされたが、集中は切らさなかった。CK時に客席からのレーザー光線による嫌がらせを受けた西川も「そういう経験はある。慌てることはなかった」と受け流した。

 攻め手は少なくても興梠は「1-0で勝っていたらホームで難しくなる。引き分けが一番いい」と前向きに捉えた。相手エースのハルビンとのマッチアップで優位に立った槙野は「試合が終わった感触としては手応えしかない」とまで言った。

 慣れない中東の地でも狙い通りの試合運びを見せた。今季ACLで6戦全勝のホームに戻って「後半」の90分に臨む。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

サッカー最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    スコア速報

    ランキング(サッカー)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス