C大阪 苦闘24年…涙と笑顔のクラブ初タイトル 杉本が決勝史上最速の47秒弾

 「ルヴァン杯・決勝、C大阪2-0川崎」(4日、埼玉スタジアム2002)

 初の決勝に進んだC大阪が2-0で川崎を下して初優勝を飾り、賞金1億5千万円を獲得した。前身のヤンマーから1993年にC大阪となってからは初のタイトル。日本代表FW杉本健勇(24)が決勝史上最速となる開始47秒で先制ゴールを決め、後半47分にMFソウザ(29)が追加点を挙げた。MVPには杉本が選ばれた。8年ぶり4度目の決勝進出を果たした川崎だったが、またも準優勝に終わった。

 右足に思いを込めた。FW柿谷が頭で流したボールを相手DFエドゥアルドが空振り。杉本の目の前に絶好球が転がり込んできた。「来た!と思った」とこの試合自身唯一のシュートを冷静に右隅へ流し込んだ。決勝史上最速となる開始47秒での電光石火の先制弾。背番号9は拳を突き上げ、雄叫びを上げた。

 負けられない理由があった。リーグ戦で出番の少ないサブ組中心で勝ち上がってきたC大阪だが決勝に出場したのは主力組。杉本も日本代表招集により今大会初出場だった。「負けたら顔を見せられない」。大舞台に立たせてくれた仲間への感謝と、出番を失った仲間の無念を胸に刻み、背水の覚悟で臨んだ。初戴冠を告げる試合終了の笛が鳴り響くと、しばらくピッチに突っ伏した。「泣いてない」と涙は否定したが、「いろんなものが込み上げてきた」と素直な思いを口にした。

 今季は左MFからFWにポジションを移した。尹晶煥監督によると「走り続けろ」と叱咤(しった)する指揮官に対し反抗した時期もあったというが、リーグ2位タイとなる19得点を量産。日本代表に選出されるまでに成長し、今夏はスペイン1部レガネスからのオファーを皮切りに同1部ジローナ、同2部テネリフェから打診が届いた。

 「素晴らしい景色だった」という表彰台の上から「サイコー!」と2度叫んだ。値千金のゴールでMVPも獲得。出場1試合でのMVP獲得は04年のGK土肥洋一(FC東京)以来となる。リーグ戦、天皇杯で過去に5度、優勝目前で涙をのんだクラブに悲願の初タイトルをもたらした。「勝ったチームが強い」と言った後、「やっと言えたー」と表情を崩した。その笑顔は格別だった。

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