香川が起死回生の同点弾!カズと並ぶ国際Aマッチ89試合目

後半、攻め上がる香川(右)
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 「国際親善試合、日本3-3ハイチ」(10日、日産スタジアム)

 起死回生の同点弾は敗戦寸前の後半47分に香川が決めた。

 MF原口が左サイド深くに侵入した車屋へ鋭いパス。車屋の中央へのクロスは攻守が交錯してこぼれたが、その球に反応したDF酒井高がシュート。代表初ゴール…と思いきや、直前にゴール前でつぶれていた香川が巧みにコースを変えて流しこんだ。

 「前でつぶれた分、逆に良かった。いいところに来たかなと。もう来たから触るだけだった。入ると思った」。

 FW三浦知良(横浜FC)と並ぶ国際Aマッチ89試合目の出場。泥臭い同点弾は代表通算29得点。「あの場面が唯一、元気から車屋へ渡って攻撃のリズムがドーンとできた。連動性のあるプレーができた」と得点シーンは評価した。

 ゴールシーン以外の試合内容には不満をもらした。「コンビネーションでの連動性という面はなかなか生まれていなかった。後ろからゲームをコントロールしながら前に進むというのもなかなかできていなかった」と振り返る。

 「4-3-3というポジションはドルトムントで長くやっている。感じることが僕自身ある。チームで話し合わないといけないし、監督ともっとわかり合っていかないといけない。その辺の温度差を詰めていかないといけない」とW杯本番に向けて対話の必要性を訴えた。

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