浦和・関根、独2部インゴルシュタット完全移籍 “6人抜き男”「人生かけて」
J1浦和は6日、MF関根貴大(22)がドイツ2部リーグのインゴルシュタットに完全移籍することを発表した。関根はクラブを通じて「サッカー人生をかけてチャレンジしたい」と決意表明した。
クラブは現在8位と低迷。監督交代劇もあった激動のさなかでの移籍に「慰留もありましたし、チームが大きな変革期を迎えているタイミングで決断をするのは本当に悩みました」と胸中を明かした。
埼玉県鶴ケ島市出身の関根は浦和ユースから14年にプロ契約。167センチと小柄ながら左右のMFとしてリーグ通算106戦13得点。ドリブルを武器に7月1日・新潟戦(埼玉)では、6人抜き決勝弾の離れ技も披露した。
「サッカー選手として成長できるチャンスが来たと思う」。より高いレベルに身を置く決意を胸に、10日に渡独してメディカルチェックを受ける。「いつの日か埼玉スタジアムに戻ってくることができるよう頑張ってきます」と、日本代表としての埼玉凱旋を約束した。