浦和・ペトロ監督 ヒヤヒヤ星 連勝できなければやめる…“進退マッチ”第1戦クリア

 新潟に逆転勝ちし、ガッツポーズする浦和・ペトロビッチ監督
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 「明治安田生命J1、浦和2-1新潟」(9日、埼玉スタジアム2002)

 浦和は新潟に2-1で逆転勝ちし、勝ち点を29に伸ばした。前半に先制点を許したが、後半にMF阿部とFWラファエルシルバが決めた。この一戦に進退を懸けると宣言していたミハイロ・ペトロビッチ監督(59)にとっては、ひとまず危機を脱する勝利となった。最下位の新潟はクラブワーストに並ぶ6連敗。

 猫の目のように、表情が変わった。先制点を許した前半35分以降、険しさはどんどん増していった。後半29、34分の2得点で逆転。今度は安堵(あんど)の表情で水をグイッと飲み干した。そして胸を張って現れた記者会見。自信を取り戻したような不敵な笑みを浮かべたペトロビッチ監督がいた。

 「それが事実とすれば、私は生き残ったということです」。大敗した5日の川崎戦後、サポーターに「新潟戦から連勝できなければ一番にチームを去る」と宣言した真意を聞かれて開口一番、笑いを誘った。

 勝利監督は雄弁だった。進退発言について「社長らにかかる圧力を自分に向けたかったからこその発言」と矛先を変えた。さらに「見ている人でもメディアでもなく唯一、クラブだけが私を解任することができる」とし、解任以外で辞めることがないことを明言した。

 新たな野望も口を突く。「ベンゲルが21年、アーセナルでやっているやっているように、私は10年浦和で戦いたい」。今季で浦和を率いて6年目。10年政権なら残り4年半。退任マッチどころか長期政権への思いを語り、「きょうバスを降りて、たくさんのカメラマンがいた。私が最後と思った人は多かったかもしれないね」と皮肉たっぷりに会見を締めた。

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