浅野13日イラク戦厳しい 3日連続別メニュー「諦めたくないけど…」
「サッカー日本代表合宿」(5日、千葉県内)
国際親善試合シリア戦とW杯アジア最終予選イラク戦に臨むサッカー日本代表は5日、東京都内で冒頭15分間を除く非公開練習で調整した。国内組11人が合流し、海外組合宿に参加していたFW宇佐美貴史(25)=アウクスブルク=が追加招集され、26人がそろった。
FW浅野拓磨のイラク戦出場に黄信号がともった。右アキレス腱痛のため、5日は3日連続となる別メニュー調整。イラク戦について「諦めたくないけど、どうかなという感じ」と状態を説明した。
5月28日の合宿初日に体調万全で合流した。「原因は分からない。2日目くらいから痛いと思った。それでも(練習を)やって、日に日に(痛みが)大きくなっていった」と明かす。チームドクターと相談し、練習から外れた。
試合会場のテヘランのシャヒード・ダストゲルディ・スタジアムはピッチ状態がよくない。スピードで突破できる浅野の存在は大きな武器になるはずだった。「イラク戦は大事。アピールの場だと思っている」。そう話しながら、無念さを漂わせた。