柴崎、来季2部でもテネリフェ残留か ミケル氏「スペインでのプレーを希望」

 スペイン2部リーグ、テネリフェのMF柴崎岳が、来季1部昇格を逃した場合もチームに残留する可能性があるという。テネリフェの地元一般紙、ディアリオ・デ・アビソスが9日までに伝えている。アジアサッカーのアナリストとして加入直前に柴崎の調査に携わるなど、テネリフェとつながりがあるビクトル・ミケル氏のコメントをもとにした報道。

 チームが1部昇格した場合は、契約条項に含まれていることもあって柴崎残留が間違いないとしたミケル氏は「チームが2部に残ったとしても、私はもう1年続けるとみている」と見通しを語った。

 その理由として同氏は「柴崎はスペインでのプレーを希望していて、テネリフェの2年目で能力を発揮できるよう適応期間に充てることができる。それが論理的な方法で、探っている可能性のひとつ」と指摘。さらに「クラブは金銭的な交渉をしなければならないが、大きな問題にはならないと思う」と話している。

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