浦和が“大人のサッカー”で今季初の首位 興梠弾守り切り手堅く勝ち点3
「明治安田生命J1、FC東京0-1浦和」(16日、味の素スタジアム)
浦和はFC東京を1-0で下し、3連勝で首位に浮上した。“大人のサッカー”で、浦和が今季初の首位に立った。「最後は時間をうまく使ってしのいだ印象だった」とGK西川。運動量は落ちても、集中力は切らさなかった。
前半14分、カウンターで発動。MF興梠は「ラファ(エルシルバ)からいいパスがきたので、後はGKのタイミングをずらすだけだった」と右足でゴールに流し込んだ。
選手が「レッズらしいサッカーではなかった」と口をそろえるように、持ち前のパスサッカーは出せなかった。だが、後半に5-4-1の守備的布陣を敷くなど手堅く勝ち点3を手にした。
「一年を通して、こういう時期は必ずくる。その時に勝ち点3を取れるかが大事」。鹿島時代に3度のリーグVを経験した興梠は力強く話した。