浦和今季初勝利!槙野購入のプロジェクターで弱点克服…お値段4万9000円

 「明治安田生命J1、浦和3-1C大阪」(4日、埼玉スタジアム2002)

 追求してきた理想を、ついに体現した。浦和が危なげなく今季リーグ戦初勝利。2点目を決めたMF興梠は、ほぼ敵陣で試合を進めた前半を「相手陣内でサッカーをやる。やろうとしていたことができた」と振り返った。

 今季ペトロビッチ監督が掲げたテーマだった。15日間で公式戦5試合を消化する中で敗れた2試合でカウンターという弱点を露呈していた。その克服の一助となったのが、DF槙野が用意した4万9000円で購入したプロジェクターだ。

 「監督の見方と、グラウンド上での見方は違う。自分たちで失点シーン、やられているときのシーンを用意しました。見て選手間で討論するんです」。ボールを奪われた直後の守備。DFラインのカバリング。ロッカーの壁に映し出される映像を見て、自主的に修正した成果だった。

 「後半が始まる前に、『ボールを動かすことがゲームの目的ではない』と監督に言われた。もっとたたみかけるところがあってよかった」。槙野は勝って反省する。さらに理想を追い求めていく。

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