香川&岡崎弾で2-0で前半終了

日本-タイ 前半、GKと競り合う岡崎=埼玉スタジアム(撮影・堀内翔)
2枚

 「W杯アジア最終予選、日本-タイ」(28日、埼玉スタジアム2002)

 日本がMF香川真司(ドルトムント)、FW岡崎慎司(レスター)のゴールで2-0で前半を終えた。

 勝ち点「1」で今回の最終予選で未勝利のタイを相手に、序盤で先制点を挙げた。前半9分、FW久保が右サイドから入れたグラウンダーのクロスを香川がトラップ。相手守備の位置を良く見てからゴール左側に流し込んだ。

 同20分には、再び右サイドの久保が鋭いクロスを入れる。ここに走り込んだ岡崎が頭で飛び込んで、代表通算50点目を挙げた。

 2枚の守備的MFの一角には、普段はサイドバックで出場している酒井高が入った。高い位置へのチェックや、相手のカウンターに対して自陣に懸命に戻りながらの守備を見せるなど、長谷部、今野が負傷離脱した穴を埋めている。

 ただ、守備陣では、DF森重が自陣の深い位置で縦パスを相手にカットされピンチを招くなど、ビルドアップで危うい場面があった。後半ロスタイムには相手CKからの混戦で、至近距離からシュートを受けたが、GK川島がUAE戦に続くビッグセーブを見せ、ピンチを救った。

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