ハリル采配ズバリ!大一番で勝負手 逆三角形中盤でUAE撃破

 「W杯アジア最終予選、UAE0-2日本」(23日、アルアイン)

 6大会連続のW杯出場を目指すサッカー日本代表は、アウェーでUAEに2-0で勝利した。前半14分にFW久保裕也(23)=ヘント=が先制点を挙げると、後半7分にはMF今野泰幸(34)=G大阪=が追加点。守備陣も無失点に抑えた。試合後、代表チームは28日のW杯予選・タイ戦(埼玉)に向け、チャーター機で成田空港に帰国した。

 知略を尽くして、勝利をもぎ取った。試合後も、ハリルホジッチ監督の興奮はなかなか冷めなかった。「非常に美しい勝利。選手を誇りに思う。良いプレーをした。選手にはブラボーと言いたい」。記者会見場に拍手で迎えられた指揮官は、充実感をにじませた。

 振るったタクトは、まるで魔法のつえのように輝いた。相手攻撃の起点であるO・アブドゥルラフマン封じのために、これまでの基本布陣から、中盤の形を逆三角形に配置する4-3-3システムに変更。司令塔封じの使命を課したMF今野は、攻守にわたって鬼神のごとき躍動。貴重な追加点まで挙げた。G大阪でのプレーぶりを見て「そこで私はアイデアが湧いた」と語るように、試合前から練り続けた戦術がハマった。「これがタクティクスですね」。すべては狙い通りだった。

 UAE相手のリベンジのため、ハリルは“鬼”となった。新布陣の運用を選手に伝えた際には「最初、あの形をやると聞いた時に、少し戸惑いはあった」(FW原口)というが、徹底的にミーティングを重ねて戦術浸透をはかった。試合2日前と前日の非公開練習時には「これじゃ当日は難しいぞ!」と厳しい口調であえて選手をあおり続けた。西野技術委員長は「この1試合にすべてを出していくっていうメッセージが浸透していた」。敵地でのUAE戦のキーポイントに「経験値」を挙げていた指揮官が起用を決めたGK川島も存在感を放った。相手に応じて、柔軟にチームを変化させる。すべては計算し尽くされた勝利だった。

 ただ、この勝利はゴールではない。試合後のロッカールームでは「次のタイ戦に勝たなければ、今日の勝利は意味がなくなるぞ」と声を張り上げた。因縁の敵地で大きな勝利を、さらなる前進につなげる。一歩一歩と足を進めた先に、ロシアの地が見えてくる。

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