ハリル監督、若手の躍動に上機嫌「良い選手がかなり見つかった」
「明治安田生命J1、柏1-3G大阪」(5日、日立柏サッカー場)
G大阪は敵地で柏を3-1で下し、今季初勝利を挙げた。FW長沢駿(28)が2得点を挙げる活躍。視察に訪れた日本代表バヒド・ハリルホジッチ監督(64)の前で猛アピールに成功した。
視察を終えたハリルホジッチ監督は上機嫌だった。若手の躍動がその要因。柏FWクリスティアーノを封じ込めたG大阪の22歳DF三浦らの名前を挙げ「若い選手で良い選手がかなり見つかった」と満足げにうなずいた。
G大阪には他にフル出場した19歳DF初瀬が長沢の2点目をアシスト。柏では20歳DF中谷と左利きで東京五輪世代の20歳DF中山の若手センターバックコンビや22歳GK中村らが存在感を示した。
4日の浦和-C大阪戦(埼玉)後は低調な試合内容もあり「誰もトップコンディションではない」と苦言を呈したが、この日は一転、「戦う意識もリズムも高く、かなりいい試合だった。このような試合をいつも見たい」と褒めちぎった。
早朝4時過ぎに目が覚めたという指揮官はテレビで欧州組をチェック。「本田を見たかったが、久保が点を取ったのはいいこと」などと話した。