浦和、MF長沢のゴールで追いつく FCソウルとドロー

後半、フリーキックでゴールを狙う浦和・長沢和輝(中央)=埼玉・浦和駒場スタジアム
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 「さいたまシティカップ、浦和1-1FCソウル」(12日、浦和駒場スタジアム)

 Jリーグのプレシーズンマッチとして、J1浦和は昨季のKリーグ王者・FCソウルと対戦して1-1で引き分けた。前半38分にFW李相湖のゴールでFCソウルに先制を許したが、後半38分に新加入のMF長沢和輝が同点ゴールを挙げた。

 浦和が喫した前半の失点は、ミスから先制を許した形。ペトロビッチ監督は「あってはならないものだったが、今後の公式戦で起こるよりは今起きたことは良かったのかもしれない」と振り返った。

 後半38分に、左からのクロスのこぼれ球を右足ボレーで蹴り込んだ長沢は「まだまだ課題はあるが、しっかり準備をして今日よりも良い状態で(シーズンの開幕を)迎えたい」と話した。

 ただ、アジア・チャンピオンズリーグ(ACL)の1次リーグでも同組となっている両チームの対戦ということもあり、両軍ともにけん制し合うような90分間だった。2月28日には、埼玉スタジアムでのACLで対戦するだけに互いに手の内を明かさず、FCソウルは12人が、浦和は11人が途中から出場。両チーム合わせて計45人が出場した試合は、様子見となる時間帯が多かった。

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