レアル セルタ戦が強風で中止…未消化2試合でシーズン終盤に“超過密日程”へ

 サッカーのスペイン1部リーグで首位を走るレアル・マドリードに思わぬ“災難”が…。スペインプロリーグ機構(LFP)が4日、第21節として開催予定だった5日のセルタ-レアル・マドリードの中止を発表した。強風によって開催地ビーゴのスタジアムの屋根が吹き飛ぶ事態となり、安全面で万全ではないと判断されたため。延期分の開催日は未定で、今季終盤に“超過密日程”を余儀なくされる異例の状況となっている。

 5日のスペイン紙マルカなどによると、問題となるのは同試合の新たな開催時期。レアルは欧州チャンピオンズ・リーグ(CL)、セルタは欧州リーグと、ともにリーグ戦以外の欧州大会に出場しており、すでに過密スケジュールを抱えているのに加え、どこかでもう1試合をこなさなければならないからだ。

 開催時期の候補は、(1)セルタが欧州リーグで敗退した場合、3月15日(2)レアルが欧州CLで敗退した場合、4月12日または同19日、それでも調整がつかない場合は4月3日の月曜開催…という通常では想定できない日程で行う可能性も含めて検討されている。

 また、レアルは昨年末に日本で行われたクラブW杯に出場したことに伴い、いまだに1試合消化が少ない状況にある。今節終了後には他チームに比較して「2試合減」になってしまう。さらにセルタに対しては、週明けにスペイン国王杯準決勝の第2戦で対戦予定のアラベスが、試合消化の少ないチームと対戦するのは不公平だとしてカップ戦の延期を要請する考えを示している。

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