滝川二、6大会ぶりの準決進出逃す 黒田元監督「相手の良さ認めるしかない」

前橋育英に敗れて肩を落とす滝川二イレブン(撮影・堀内翔)
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 「サッカー・全国高校選手権・準々決勝、前橋育英2-0滝川二」(5日、フクアリ)

 2大会ぶり19度目出場の滝川二(兵庫)は0-2で前々回大会準優勝の前橋育英(群馬)に敗れ、全国優勝した10年度以来6大会ぶりの準決勝進出を逃した。10人で3試合計13得点を挙げてきた攻撃力を封じ込まれ、主将のDF今井悠樹(3年)が献上した2本のPKを決められた。

 同校の元監督でチャイニーズタイペイ代表監督の黒田和生氏(67)は教え子の金崎と観戦。「相手の良さを認めるしかない。やれることは最大限やった」とねぎらいの言葉を掛けた。同高監督時代に岡崎らを育て上げた名伯楽は「子供たちは未知数。みんなに可能性がある。もがきながら壁を乗り越えてほしい」と選手らの成長に期待を寄せた。

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