皇后杯 INAC神戸が2連覇、新潟と0-0からPK戦決着

 「サッカー皇后杯・決勝、INAC神戸0(PK5-4)0新潟」(25日、フクダ電子アリーナ)

 INAC神戸が新潟をPK戦の末に下し、2年連続6度目の優勝を果たした。PK戦は両チーム5人が終わったところで3-3となり、サドンデスの7人目で決着がついた。

 今季なでしこリーグ2位のINAC神戸と同5位の新潟は0-0で延長戦に突入。そこでもゴールがなくPK戦での決着に持ち込まれた。

 本戦90分間の前半は新潟がINAC陣内へ攻め込むシーンが目立ったがゴールシーンは生まれなかった。

 0-0で迎えた後半は互角の展開となったが、両チームとも得点を挙げられず延長戦(15分ハーフ)に持ち込まれた。

 延長戦も前半は一進一退の攻防となりゴールはなし。同後半にはINACが猛攻を仕掛け、9分にはINACのMF中島のミドルシュートがクロスバーに当たるシーンが見られた。

 昨年の優勝は引退する澤穂希さんがラストゲームで決勝ゴールを決めた。連覇を達成したINAC神戸の松田監督は、「今年はいつも通り自分たちのやれることをやり尽くしたといえる。結果はよかったが、まだまだ課題の多いチームなので、これからドンドン強くしていければと思う」と語った。

 PK戦ではINAC神戸のGK武仲が先攻・新潟の最後の7人目を好セーブで止め、直後にFW増矢が決めて決着した。武仲は試合後、「なんか今日はいけました」と笑顔をはじけさせた。ケガの福元に代わり先発したこの日は、福元のグローブを着けて決勝戦に臨み、「福さんの分もみんなで頑張ろう」と声を掛け合ったという。

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