J2降格名古屋の選手流出止まらず…FW松田が福岡に完全移籍

 来季J2に降格する名古屋は20日、FW松田力(25)が同じくJ2落ちした福岡に完全移籍することが決定したと発表した。

 びわこ成蹊スポーツ大から複数クラブとの競合の末、2014年に名古屋に入団した松田は同年リーグ戦31試合に出場するなど活躍。15年にはJ2千葉に期限付き移籍したが、今季は名古屋に復帰し、リーグ戦14試合に出場した。「大学卒業以来、プロとして名古屋で過ごした3年間で、僕は人としてもサッカー選手としても大きく成長させていただいたと感じています。また名古屋のファン、サポーターの皆様にはいつも温かく、全力で応援していただき本当に感謝しかありません。再び名古屋でプレーすることを目標に、今まで以上にサッカーに励み、成長したいと思います。3年間本当にありがとうございました」とクラブを通じてコメントした。

 初のJ2降格となった名古屋からは、FW川又堅吾が磐田、FW永井謙佑がFC東京、FW小屋松知哉が京都に移籍が決定するなど所属選手の流出が止まらない状況となっている。

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