主将の長谷部が代表出場102試合で歴代6位 W杯予選は1位タイ 「記録よりも勝利」

 「W杯アジア最終予選、日本2-1イラク」(6日、埼玉スタジアム2002)

 ボランチで先発した主将のMF長谷部は、これでW杯予選通算32試合出場となり、DF井原正巳と並び歴代1位タイとなった。日本代表として試合出場数も102に達し、歴代6位となり、試合後は9月1日のUAE戦で記録した代表100試合を祝うセレモニーも行われた。

 薄氷の勝利にも、チームを牽引した長谷部は「正直ホッとしていますね。非常に苦しい戦いでしたけど、最後まで諦めずに戦うことができたので、結果が出て良かった」と安堵の表情を浮かべた。

 対戦相手のイラクについては、「追い付かれてからは非常に苦しい時間だった。相手は2敗して後がない状態で、きょうのイラクは試合開始からかなり前に来ていた」と分析。

 その上で「試合通して自分たちもいいサッカーができたとは思わないですけど、一番、大事なのは勝つことだったので、次につながるかなと思う」と振り返った。

 自身の代表100試合超えについては「個人的な記録。このように祝ってもらって感謝しなくてはいけない。数を重ねられたのは、いろんな方に支えてきてもらったので感謝したい。何よりもチームの勝利を求めていきたい」とW杯出場へ向けて勝利にどん欲な姿勢をのぞかせていた。

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