「セリエＡ、ＡＣミラン２－１ジェノア」（１４日、ミラノ）

　ＡＣミランの本田圭佑（２９）は右ＭＦでフル出場し、後半に今季リーグ初得点を奪った。

　待望のゴールは１－０で迎えた後半１９分に訪れた。中盤で球を受けるとドリブルで進み、ペナルティーエリア外から得意の左足で強烈なミドルシュート。ドライブがかかったボールはバウンドしてからゴール右隅に吸い込まれた。

　本田のリーグ戦のゴールは１４年１０月１９日のベローナ戦以来、１年４カ月ぶりとなる。リーグ戦は９試合連続で先発しており、最近は正確な左足キックを生かして組み立て役としてチームの復調に貢献。背番号１０が本来の高い得点力を久々に見せつけ、勝利に導いた。