神戸マルキーニョス退団の可能性が浮上
J1神戸のFWマルキーニョス(39)に退団の可能性が21日、浮上した。ネルシーニョ監督との衝突が原因で、11日を最後に全体練習には姿を見せておらず、21日の午前練習にも不参加。甲府戦(22日、中銀スタ)の遠征メンバーにも帯同していない。
神戸市内で取材に応じたネルシーニョ監督は「僕の要求が受け入れられない人と一緒にやっていくのは難しい」と関係の悪化を認めた。ネルシーニョ監督は、これまで指揮を執った柏などでも主力選手を退団させたことがあり、今回も最悪の場合同じ道をたどる可能性はある。
一方、関係者によると、マルキーニョスはトレーナーの指導の下、別メニューで練習を続けており、合流可能な状態を維持しているという。クラブも「退団はさせたくない」と、昨季14得点を挙げたストライカーの流出は防ぎたい考えだ。近日中にも、残留を見据えた話し合いの場を持つ。