バルサ会長ネイマール移籍の脱税関与否定

 サッカーのブラジル代表FWネイマールが、バルセロナ(スペイン)に移籍する際に不当に納税額を低くしたとした問題で、バルセロナのバルトメウ会長がスペイン最高裁判所に出廷。同会長はネイマール移籍に関するすべての手続きは、前会長のサンドロ・ロセイ氏が行っていたと自身の関与を全否定した。14日のスペイン紙スポルト、エル・ムンド・デポルティボなどが報じた。

 裁判官からの尋問に対し、バルトメウ会長はバルセロナがネイマール獲得に関して結んだ契約は計7つあったとし、そのいずれもが2011~13年に行われたもので、前会長のロセイ氏が辞任する前のことだったと説明。自身が会長就任した2014年1月の時点では、すでに実質的な手続きが終わっており問題なしとの報告を受けた上で書類にサインしたという。

 エル・ムンド・デポルティボ紙によるとネイマール獲得のため、バルセロナは数回に分けて移籍金に相当すると考えられる名目の金銭を支払っているという。最後にあった4000万ユーロ(約54億1000万円)が今回の調査対象となっており、税務署から500万ユーロ(約6億8000万円)の追徴課税の請求が出ている。

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