リーグ戦線にも影響?ラモスの退場判定
「スペインリーグ、オサスナ2-2Rマドリード」(14日、パンプローナ)
サッカースペイン1部リーグ、レアル・マドリードが14日のリーグ・オサスナ戦にDFセルヒオラモスが受けた2度のイエローカードはいずれも適当ではなかったとして取り消しを求める構えを見せている。
問題のプレーは32分、43分のプレーで、主審はラモスが相手を不当に倒したり、肘打ちをしたとして2度の警告提示から退場処分にしていた。チームは2点のリードを許し、1人少ない状況から同点に追いついたものの、引き分け止まり。試合後アンチェロッティ監督は「ラモスの退場は理解に苦しむ。最初のプレーはカードに値しない」と、試合結果に大きく影響したとした。この日バルセロナがビリャレアルに勝ったため両チームの勝ち点差は5に。好調チームが思わぬ形で足踏みすることになった。
ラモスの退場は次節にも陰を落としかねない。15日のスペイン紙マルカによると、DFバランが負傷離脱中、DFペペも出場停止になるため、アウェーのバレンシア戦は本来サイドバックのアルベロアと控えのナチョがセンターバックを構成しなければならない状況になる。