長谷部がフル出場“本職”でキラリ

 「ドイツリーグ、ブラウンシュバイク1‐1ニュルンベルク」(15日、ブラウンシュバイク)

 長谷部誠(29)と清武弘嗣(23)の両日本代表MFが所属するニュルンベルクは、敵地でブラウンシュバイクと1‐1で引き分けた。ウォルフスブルクから加入した長谷部は移籍初戦に守備的MFでフル出場し、清武はトップ下で先発し試合終了間際に退いた。

 本職の守備的MFを務めるのはドイツでは久々だったが、感覚はさび付いていなかった。6シーズン在籍したウォルフスブルクを離れ、ニュルンベルクに新天地を求めた長谷部が、移籍後初戦でフル出場した。昇格チーム相手の引き分けに「難しかった。ボランチ(守備的MF)は楽しいが、もっと高いクオリティーでやらなければ」とまずは反省を口にした。不振のチームを変える起爆剤となれるか。長谷部は「ボールをもっと自分のところに集めて攻撃を組み立てたい」と意欲的に語った。

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