Cロナ無視も…モウ監督さらに過熱!

 サッカーのスペインリーグ、レアル・マドリードのFWクリスチアノ・ロナウドが、前監督モウリーニョの“挑発”を冷静にかわし、8日の同監督率いるチェルシー(イングランド)とのプレシーズンマッチを前に密かな意欲を見せた。5日のスペイン紙マルカが報じた。

 ロナウドは記者会見で「人生にはコメントに値しないことがある。理由ははっきりしている。僕はこれまですべての監督を尊敬し、何かを学ぶようにしてきた。自分のことを悪く言う人たちがいることには慣れている。これは僕の国で言うことだけど、自分が食べる皿にツバを吐きかけることはしない」と、格言を交えながらの模範的な回答でかわした。対戦については「僕らはチェルシーと戦うのであって監督とではない。リーグ開幕に向けて良い準備をしたい」と単なる1試合だとした。

 モウリーニョ監督はこれまでにロナウドについて「私は監督になる前に本物のロナウドを指揮した。そっちではなく、ブラジル人の方だ」と、クリスチアノを過少評価するかのような発言をしていた。またチェルシー監督として初めて古巣レアルと対戦することが決まった5日には「レアル・マドリードがこの大会に参加しているのは私がその計画を立てたからであり、私はプロフェッショナルだから。その時点で私がマドリードで続けない確率があったし、別のチームで対戦する可能性も分かっていた」と、あくまでも自身が書いたシナリオで物事が進んでいるとした。

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