サッカーフランス１部リーグ、パリサンジェルマン（ＰＳＧ）のスウェーデン代表ＦＷズラタン・イブラヒモビッチが所属クラブを退団すべく他チームへ働きかけをしている。最も積極的なのがレアル・マドリード（スペイン）へのもので、年棒ダウンを受け入れてでも実現させる構えをみせている。

　１３日のスペイン紙マルカによると、良好な関係のアンチェロッティ監督がＰＳＧを離れることから自身も退団に傾いている。イタリア人監督の後を追うためにイブラヒモビッチの代理人がＲ・マドリードに対し現在の年棒１５００万ユーロ（約１９億４０００万円）を１２００（約１５億６０００万円）、移籍金２０００万ユーロ（約２５億９０００万円）の提示を行ったという。ただレアル側は高額年棒、選手の難しい性格から獲得に向けて慎重な態度を見せている。

　ほかにもイブラヒモビッチは元所属のユベントス（イタリア）にも同様の問い合わせをしているとされる。退団を強行に進めている背景には夫人がパリでの生活に満足していないことも大きいという。