「コンフェデ杯・１次Ｌ、スペイン１０‐０タヒチ」（２０日、リオデジャネイロ）

　Ｂ組の２試合が行われ、世界王者スペインがＦＩＦＡランク１３８位のタヒチに１０‐０で圧勝し、２連勝で勝ち点６とした。１０ゴールは大会最多得点で、オセアニア代表のタヒチは２連敗。南米選手権優勝のウルグアイはアフリカ王者ナイジェリアを２‐１で下し、ともに１勝１敗で勝ち点３となった。

　スペインの攻撃陣は控え組でも強力だった。４‐０のハーフタイムに「試合前にそうするように、ベストを尽くしてこいと言った」というデルボスケ監督の指示に応えて、さらに６点を畳み掛けた。フェルナンドトレスが４点でビリャは３点。さらにシルバが２点にマタも１点と、先発の攻撃陣で全得点を決めた。フェルナンドトレスは「マラカナン競技場で４点取るなんて夢以上の気分だ」と喜ぶ一方、「優勝へ一歩一歩進むだけ」と気を引き締めることも忘れなかった。