サッカーアルゼンチン代表ＦＷリオネル・メッシをモチーフにした米ハリウッド映画の製作が本人の了解がないまま話が進んでいるという。

　９日のスポルト紙などスペイン複数紙によると、映画は決して裕福ではない少年が抱えている身体的なハンディを克服して偉大なサッカー選手になっていくという、ボクシング映画「ロッキー」にも似た立身出世もの。ブラジルワールドカップが開催される来年公開に向けて動いている。

　ただ、すでに映画製作会社が版権購入した原作本「メッシ、伝説となった少年の歴史」についてメッシ一家はなんの了解もしておらず、映画製作に入っていることも寝耳に水で、ただただ驚いているという。一家の弁護士は「レオの半生に関する映画に何の関心もない」との声明を出している。