Cロナ2発大活躍も敵地で大ブーイング

 「スペインリーグ、Aビルバオ0‐3Rマドリード」(14日、ビルバオ)

 レアル・マドリードのFWクリスチアノ・ロナウドが一人で試合を決めた。開始1分の直接FKをねじ込むと、後半23分にはFKに頭から飛び込み2点目。最後は31分、ゴール前で相手DFを引きつけてラストパス、イグアインのダメ押し3点目を演出する大活躍だった。

 ロナウドは欧州チャンピオンズ・リーグ準決勝、ガラタサライとの第2戦に続く2試合連続の2得点。リーグ戦では5試合連続ゴールで、今季公式戦の通算得点を「50」とした。

 また、スペイン紙マルカによると、ビルバオの本拠地サン・マメスでは試合中にロナウドを敵視する激しいブーイングが吹き荒れた。露骨な反則を含める衝突を演じたビルバオDFサン・ホセは「もしロナウドがサッカーをすることだけに専念しているのなら、最高の選手にならなかったとしても、サッカー界でもっと敬意を払われるだろう」と不遜な態度に憤っていることを隠さなかった。

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