「ドイツリーグ、デュッセルドルフ４-０Ｅフランクフルト」（３０日、デュッセルドルフ）

　アイントラハト・フランクフルトの乾貴士（２４）は、アウェーのデュッセルドルフ戦で左ＭＦとして先発し、後半２７分に退いた。試合は０‐４で大敗した。

　アイントラハト・フランクフルトは前半３４分にＦＷが退場処分を受けたことが響いて集中力を欠いたような失点が続いた。同じく今季昇格したデュッセルドルフに大差負け。乾は「失点の仕方が最近は悪い。ああいうのはなくしていかないと、これから勝てない。攻撃のバリエーションも増やさないといけないし、負けるべくして負けた」と反省の言葉を並べた。

　チームが１０人に減ったため乾は珍しく１トップを務めた。あまり見せ場をつくれず、３戦連続での後半途中交代となった。

　一時は２位につけたチームは３戦連続勝ちがない。乾は「これで降格が決まるわけではないし、切り替えて頑張る。あと２試合勝って、（リーグが中断される）冬休みに入りたい」と、さばさばした表情でロッカールームに入っていった。