82歳タイガー・ジェット・シン大暴れ 観客襲撃!サーベルの柄直撃で頭部流血、男性が救急搬送 藤波と抱擁もイス投げつけ
「プロレス・工藤めぐみ40周年記念大会」(17日、国立代々木競技場第二体育館)
“インドの狂虎”タイガー・ジェット・シン(82)が、観客を救急搬送させる狂気を見せた。入場時に客席をサーベルで襲い、男性1人が頭部を負傷して流血し、病院で手当てを受けた。立会人として向き合った藤波辰爾(72)にも闘志を向けて臨戦態勢に入り、後に抱擁を交わして互いに敬意を示し合った。
アントニオ猪木らと激闘を繰り広げた狂気は健在だった。藤波辰爾、船木誠勝組-越中詩郎、長井満也組のタッグマッチで特別立会人を務めたシン。登場曲「サーベルタイガー」が流れる中、息子のアリ、孫のハンズとターバン姿でサーベルを手に入場。82歳で弱々しい足取りだったが、リングが近づくと突然動きが良くなり、サーベルを客席に向けて振り上げた。
この際に男性1人が前頭部を負傷。サーベルの柄の部分が直撃した模様で出血し、バックステージでリングドクターの措置を受けた。出血は止まり、意識に問題はなかったが、念のため救急搬送された。主催者と別の関係者は「まるで昭和のようだ…」とつぶやいた。
リング上のシンは、藤波にサーベルを向け、直後に笑みを浮かべて抱擁。互いに敬意を示した試合後はノーコメントで引き揚げた。前日にハンズが「ミーのグランパは家では普通の老人なのに、日本では変わる。明日どうなるのか」と話した通りの変身ぶり。リングを去る際のシンは、ダッシュするように両太ももを交互に上げ、健在ぶりをアピールした。
ゼロワンGMで今記念大会を主催した工藤めぐみは「何が起こるか分からないプロレスの魅力を感じた」と大会を総括。負傷者に対しては「皆さんが見たかったシンを感じられたと思いますが、ケガをさせてしまったことに対しては本当に申し訳ありません」と謝罪した。
