計量失格で中止の安保瑠輝也を“宿敵”野杁正明が一蹴「知識のなさ、意識の違いが招いた結果」「ONEにいなくていい」チャトリCEOも辛辣「プロ意識持て」
「ONE SAMURAI 4」(17日、有明アリーナ)
ライト級(77・1キロ)キックボクシングマッチに臨む予定だった安保瑠輝也(30)が、計量とハイドレーションテスト(尿比重検査)をクリアできず、キャッチウエート交渉にも入れず試合が中止となった。
ONE独自のルールではあるものの、痛恨の失態を犯した安保は自身のXで「申し訳ありません」と謝罪しつつ、前日から水分を摂っても尿検査の数値が良化しなかったと吐露し、「検査をクリアするためにまともに飲み食いできず、逆にコンディションを悪化させている。(中略)正直、アホくさすぎる」「尿が濃いから試合できんって冷静に考えて意味わからんすぎ。もうONEに興味なくなった」と運営批判ともとれる投稿を連発した。
安保の失態を受け、この日のONE SAMURAIフェザー級キックボクシングトーナメントで決勝進出を決めた野杁正明(33)は「未だにハイドレーションの難しさ(を感じたり)、ドキドキすることもあるし大変なことはあるが、それがONEのルールなので」と一蹴。安保はK-1時代に敗れている野杁と戦うためにONEに参戦した経緯があるが、野杁は「ルールをわかった上で契約も結んでいるし、試合に出るにはルールを守らないといけない。それなりに知識があれば必ずクリアできる。知識のなさが招いた結果だと僕は思っている。ハイドレーションをなしにした方がいいとかいろいろな声を聞くが、実際にクリアしている王者はたくさんいる。クリアしてこそのONEファイター。ハイドレーションのせいにして試合に出られない選手は別にONEにいなくていい。厳しいことを言うわけではないが、ONEはそういう舞台。普段からの知識のなさ、意識の違いが招いた結果だと思います」と、容赦なく言い放った。
ONEのチャトリCEOも大会後の総括会見で「野杁が言うように、なぜハイドレーションがあるのかというと、世界で一番安全なルールを設けている。ベスト・オブ・ベストになりたいなら、プロ意識を持って知識を更新し、ちゃんとハイドレーションをクリアしないといけない。95%の選手は問題なくクリアしている。安保はSNSでハイドレーションに文句を言っていたと聞いたが、他責は簡単だ。自分に責任を持たないといけない」と、辛辣に述べた。
また、ONE参戦後2戦連続で計量失格となった安保の今後の扱いについて聞かれると、「次はヘビー級かもしれないね(笑)」と、ジョークで突き放した。
