“最強芸人”ガリットチュウ福島、異例のプロ格闘技「ONE」出場も一本負け 公認“手塚治虫”の扮装で入場も「2馬力しか出ず」挑戦継続は「ギャラ次第」

 「ONE SAMURAI 4」(17日、有明アリーナ)

 お笑い芸人「ガリットチュウ福島」こと福島善成(49)がまさかのプロ格闘技デビューを果たし、ONEライト級サブミッショングラップリングでプロ格闘家の竹浦正起(31)と対戦したが、1回5分13秒、ヒールホールドで一本負けした。快勝した竹浦にはチャトリCEOからボーナス150万円も贈呈されたが、敗れた福島は「すいません。40代、50代の人にちょっとでも夢を与えようと思ってましたがダメでした」と謝罪しつつ、「チャトリ、俺にもお金ちょうだい」と笑いを誘った。

 福島はモノマネの代表的レパートリーでもある漫画家の故・手塚治虫に扮し、アニメ「鉄腕アトム」の主題歌に乗せて入場。ただ、ケージに入ると真剣な表情に変わり、開始早々いきなり下から引き込んでチャンスをうかがったが、冷静に対処された。2分過ぎにはバックを取られチョークを狙われたが、足のロックを外しなら体勢をずらし、会場から拍手が起こった。ただ、続けて膝を捕らえられ、さらにヒールも極められてたまらずタップした。

 福島は柔道二段のバックボーンを持ち、柔術では23年ワールドマスターズで世界王者に輝いたこともある実力の持ち主。怪力を誇り“芸人界最強説”もある1人だが、朝倉未来&朝倉海のグラップリング指導をしていたことでも知られるプロ格闘家には及ばなかった。今月4日には自身の30周年ライブも行ったばかりだが、ONEからもオファーを受けて電撃参戦し、「この試合が決まってから寝られない日々が続いていたので、負けたけど(終わって)今めちゃくちゃスッキリしてます」とすがすがしく振り返った。

 入場時にはベレー帽に黒縁メガネとジャケットで手塚治虫に扮したが、「実は今年、手塚治虫文化賞の授賞式に出させてもらって、手塚さんファミリー(手塚プロダクション)から公認をいただいた」と告白。「やっぱり『火の鳥』、不死鳥ということで手塚治虫がふさわしいんじゃないかということで、あと(アトムの)100万馬力ということで(扮装した)。でも2馬力くらいしか出ませんでした…」と自虐した。

 格闘家としての今後については、「40代、50代の人にまだまだ体が動くと証明したくて今回挑戦したが、(メンタル面で)このプレッシャーに耐えられないかもしれない(笑)。リングに上がる人、本当に尊敬します」と本音を吐露。プロの世界へのリスペクトを込めつつ、挑戦継続については「ギャラ次第で!」とボケて笑いを誘った。

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