【RIZIN】阿部詩の元ライバルが衝撃の完勝劇 リオ銅メダルのクジュティナが“ツヨカワ女王”RENAに一本勝ちで10連勝「RIZINで王者になる」

 「超RIZIN.5」(10日、京セラドーム大阪)

 女子MMA49キロ契約マッチで、16年リオデジャネイロ五輪柔道女子52キロ級銅メダリストのナターシャ・クジュティナ(37)=ロシア=が“元祖ツヨカワ女王”RENA(35)に2回ギロチンチョークで一本勝ちした。MMA10連勝を飾り、戦績は11勝1敗。リング上で「私は“クージャ”。RIZINのスーパーアトム級で王者になる。ニッポン、サイコウ、アイシテル」と宣言した。

 阿部詩の元ライバルが「元祖ツヨカワ女王」を粉砕した。1回、スタンドでのけん制から徐々にプレッシャーを掛け、組み付いてからは相手をコントロールしながらの膝、さらにグラウンドでも膝をたたき込み、攻め立てた。2回、開始早々に胴へのタックルでテイクダウンすると、ハーフガードからサイドポジションに移行し、膝をたたき込みながらダメージを与え、最後はギロチンでタップアウトを奪った。

 クジュティナは柔道時代、女子52キロ級の世界トップクラスで戦い、12年ロンドン、16年リオ、21年東京と五輪3大会に出場して引退した。「東京五輪で一つ区切りがついたが、まだ体が動くし、新しいスポーツに挑戦したかった。MMAはすごくしっくりきて、柔道だといろんなルールや制約があるが、MMAは自由で解放してくれる」。22年にプロ格闘家としてデビューすると、RIZIN初参戦となった今年4月の福岡大会では元王者の浜崎朱加から一本勝ちし、衝撃を与えた。

 柔道時代は19年世界選手権東京大会で銀メダルを獲得するなど、阿部詩、中村美里、角田夏実らのライバルだった。「彼女たち(日本代表)は本当に強かった。彼女たちの試合は今でも時間があれば見ています」と格闘家として血肉に変え、「今の目標はRIZINのチャンピオンとしてベルトを巻くこと」と決意を込めていた。

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