鈴芽が初優勝「ここで止まるつもりはない」プリプリ王者・荒井優希に挑戦決定、準Vの辰巳リカ「給料上げろ!」【東京女子】
「東京女子プロレス」(23日、後楽園ホール)
夏のシングルトーナメント「第13回東京プリンセスカップ」決勝戦が行われ、インターナショナル・プリンセス王者の鈴芽が辰巳リカを破り、初優勝を果たした。10・3EBARA WAVE アリーナおおた大会で、プリンセス・オブ・プリンセス王者の荒井優希への挑戦が決まった。
辰巳に憧れて、2019年1月に東京女子の門を叩いた鈴芽。その恩人を20分46秒、スプリング・リング・ア・ベルからの体固めで3カウントを奪取。「リカさん、私、強くなりました!リカさんが全力で生きる姿に憧れて、こうやって全力でぶつかれて、リカさんも全力でぶつかってくれて幸せです。私、リカさんがくれた天敵って言葉ずっと離さないですからね!ずっと天敵でいますから、覚悟してください!」と絶叫。辰巳と抱擁を交わした。
そして「この暑い夏を制して、ここで止まるつもりはないです。優希ちゃん見てた?いますか?」と荒井を呼び出した鈴芽。「私こんなボロボロだけど、誰よりも輝いてる自信がある。私はこれからもこのインターナショナル・プリンセスのチャンピオンとして走っていきます。でもそのプリンセス・オブ・プリンセスへの夢もあきらめられない」と挑戦表明し、受諾された。
激闘だった。ともに初進出の決勝舞台。場外戦では大量の紙テープで辰巳にグルグル巻きにされ、ヒップアタックを被弾した。多彩なチョーク攻撃に苦しんだが、断崖式フェースクラッシャーで反撃開始。辰巳の低空ドロップキック、ドラゴンスクリュー、足4の字の必殺パターンもエスケープし、ドラゴンスリーパーを脱出した鈴芽は逆にチョーク攻撃で流れを変えた。辰巳のスリーパーで絞め上げられるも、起死回生のスプリング・リング・ア・ベルを決めて決着を付けた。
バックステージで鈴芽は「この夏を勝ち抜きました!めっちゃ苦しくて辛くて。でもこんなに幸せなんて、プロレスって狂ってるなって、改めて思いました。こんな狂った場所に飛び込んじゃうことができたのは、リカさんのおかげだから」と笑顔で2冠を誓った。
11年目での初優勝を逃した辰巳は「本当に鈴芽は強くなって、嫌な天敵だなって。またぶっ倒さなきゃいけないのかって。それはもう、どうでもいい。私はこの夏、もっと好きになりました。でもまだそんなんじゃ終われない」と反攻を宣言。「こんなに頑張って報われないのはおかしいよ!頑張ってる奴が報われろ!給料上げろ!特別ボーナスとか出せ!夏こんなに頑張ったんだぞ、私は。おかしいだろ!生き抜いて生き抜いて体現するから、報われてやるぞ!」と絶叫した。
