“鉄の拳”中野幹士が涙の4回TKO復活星「負けたら連敗…またボクシングができるのでうれしい」昨年11月まさかのプロ初黒星、世界5位の強敵ドラミニに完勝

再起戦で完全復活の4回TKO勝利を飾り、涙を浮かべる中野幹士(左)と粟生隆寛トレーナー
再起戦で4回TKO勝利を飾り、涙を浮かべる中野幹士(右)とねぎらう粟生隆寛トレーナー
再起戦で4回TKO勝利を飾り、涙を浮かべる中野幹士
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 「ボクシング・10回戦」(6日、後楽園ホール)

 フェザー級10回戦が行われ、東洋太平洋同級王者の中野幹士(30)=帝拳=が、IBF世界フェザー級5位のレラト・ドラミニ(32)=南アフリカ=に4回58秒TKOで完勝した。昨年11月にプロ初黒星を喫してから約半年ぶりの再起戦でいきなり世界ランカーの強敵を撃破し、戦績は15勝(14KO)1敗。あふれる涙を押さえながら「勝てて良かった。試合前はずっと怖かった。負けたら連敗なので、いろいろ考えた。またボクシングができる、って思って、うれしかった」と実感を込めた。

 高いKO率を誇る“鉄の拳”は昨年11月24日、待望の世界を見据えたIBF世界フェザー級挑戦者決定戦に臨んだものの、ライース・アリーム(米国)に大苦戦し、まさかの判定負けを喫した。再起戦は、過去に世界2階級制覇の亀田和毅(TMK)と2度の大接戦を演じている世界ランカーのドラミニと戦ったものの、初回からボディーストレートでスリップ気味のダウンを先取するなど序盤から圧倒。2回には強烈な左ストレートを打ち込んでダウンを奪うと、4回には連打からの右フックでとどめを刺し、レフェリーストップでTKO勝ちした。

 強敵相手に完全復活をアピールした中野は、涙をこぼしながら粟生隆寛トレーナーと抱き合った。「練習をずっと見てくれていたので、恩返しできて良かった」と感謝し、「不安だったが、考えないようにしていた。(前回と)同じようなタイプだったので、どうやって崩せるのかイメージが湧かなかった。次は自信を持ってリングに上がれるように(さらに)練習したい」と、再び世界を見据えて前を向いた。

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