井上尚弥 「プレッシャーとの戦いもあった。まずはそこをリセット」「2ポイント差は厳しい」【一問一答】
ボクシング4団体統一世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(33)=大橋=が3日、横浜市の所属ジムで、東京ドーム大会の一夜明け会見を行った。元世界3階級制覇王者の中谷潤人(28)=M・T=を相手に、濃密な攻防の末に判定3-0で勝利し、防衛に成功。超満員5万5000人を熱狂させた歴史的一戦を完遂し「第2弾は全然あり」と、将来的な再戦についても前向きに語った。また、次戦についてはスーパーフライ級の3団体統一世界王者“バム”ジェシー・ロドリゲス(26)=米国=との対戦や、フェザー級での初陣の可能性も浮上した。井上との主な一問一答は以下の通り。
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-ゆっくり休みたいと言っていたが。
「(この一戦まで)張り詰めた精神的なダメージがあるので、そこをしっかり抜きたい。肉体的なダメージはさほどないが、ここに来るまですごいプレッシャーとの戦いもあった。まずはそこをリセットしたい」
-試合を見直して。
「(1者が115-113)2ポイント差は厳しい。自分がやっている感覚と(映像を)見直した感覚で。でもその感覚(の一致)が今後もっと必要になる。ジャッジがどういうものを優勢としてポイントに加えていったのかも知りたい」
-中谷がカウンターを狙う入り方になった。
「昨日やった感覚で、僕は中谷選手のパンチでは倒れないなという感覚はあった。接近戦で来たとしても、また違った展開で試合は流れたと思う」
-11回の右アッパーで中谷選手が左目を負傷したが、攻める気持ちを抑えたところがあったか。
「少しあった。このままたたきのめそうって気持ちが100%ではなかった。ちょっと複雑な感情。初めて。本来であれば、あそこで仕留め切るのが一番の理想形ではあった。(それは甘さか?)甘さではない」
