世界卓球で女子選手が性的被害「警備員から不適切な身体接触」台湾協会が抗議で発覚、国際連盟が異例声明
国際卓球連盟(ITTF)は2日(日本時間3日)、ロンドンで開催中の世界選手権団体戦で、女子出場者が警備員から性的被害を受けたことを公表した。公式ホームページで「世界選手権団体戦の入場セキュリティチェック中に、ある女性選手が不適切な身体的接触を受けたと報告した件について、深く憂慮しています。すべてのアスリートは、あらゆる時、あらゆる場所で、安全で尊重され、守られる権利があります。今回報告されたような事態は、到底容認できるものではありません。私たちは、アスリートの安全と尊厳は譲れないものであることを明確にしておきたいと思います」と、現地の大会組織委員会とともに異例の共同声明を発表した。
さらに、「英国では現在セキュリティ上の警戒レベルが高まっているため、会場への入場には厳格なチェック手順が必要ですが、専門的かつ適切に実施されなければなりません。本イベントの運営に関わるいかなる関係者も、選手の安全を損なうような行為を容認するものではありません。我々は当該選手に心からお見舞いを申し上げるとともに、すべての参加者の尊厳が守られるよう、このような事件の再発を防ぐための対策が講じられるよう、全力で取り組んでまいります」と再発防止を誓った。
また、台湾の卓球協会もこの日、公式ホームページで女子選手が警備員から性的な嫌がらせを受けたと公表。同協会によれば、現地時間2日午後1時40分、台湾代表チームのコーチから、その日の朝に競技会場に入った女子出場者が警備員から性的嫌がらせを受けたとの報告を受けたという。午後2時には同協会関係者がコーチを伴って会場へ向かい、大会側に抗議するとともに、大会の運営責任者および競技マネージャーと協議。その結果、主催者はすぐに当該警備員を現場から追放し、イベントスタッフとしての職務からも解任したという。
午後7時には、組織委員会から謝罪文を受け取り、今後の試合における安全確認について説明を受けたという。
