会場悲鳴 朝倉未来が衝撃の1回失神TKO負け 最強王者シェイドゥラエフに惨敗 パウンドでボコボコに…緊急搬送で試合後会見は欠席 “路上の伝説”無念、3度目挑戦も王座獲得ならず

 「RIZIN 師走の超強者祭り」(31日、さいたまスーパーアリーナ)

 フェザー級王座戦が行われ、“路上の伝説”朝倉未来(33)=JAPAN TOP TEAM=が王者ラジャブアリ・シェイドゥラエフ(25)=キルギス共和国=に挑み、1回2分54秒TKO負け。3度目の王座挑戦も悲願のベルト獲得はならなかった。

 “未来”コールが響きわたる中、1回、王者の強打を浴びて後退。左ハイキックで距離をとったが、組み付かれると、圧倒的なパワーで投げ飛ばされて、劣勢に。コーナーに詰められて膝蹴り。強烈なパンチを浴びて追い込まれ、バックマウントからパンチの連打を浴びて、レフェリーストップとなった。一方的な内容に会場からは悲鳴が上がった。試合後、朝倉は動けず。王者に駆け寄られた時に、少しだけ反応したが、目を閉じたまま、担架で首などを固定されて、病院に救急搬送された。予定されていた会見は欠席となった。

 朝倉は昨年7月に因縁の平本蓮に敗れて一度は現役引退を表明。その後、復帰を果たし、今年5月に元RIZINフェザー級王者の鈴木千裕を3回TKOで下し、復活を遂げると、同7月には然フェザー級王者のクレベル・コイケを判定2-1で撃破。無敗の絶対王者への挑戦権を獲得した。会見ではシェイドゥラエフについて「正真正銘の、史上最強のバケモノですよね」と評しつつ、「マジで強いんで、今のオレ。レベルの高い、面白い試合になる」と自信を滲ませていた。

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