今永虎雅 無念の初黒星 日本王座を返上して臨んだ初の海外戦で厳しい現実
「ボクシング・10回戦」(27日、リヤド)
前日本ライト級王者の今永虎雅(26)=大橋=は、WBO世界スーパーフェザー級10位のエリドソン・ガルシア(31)=ドミニカ共和国=に1-2の判定で敗れ、プロ10戦目で初黒星を喫した。
サウスポー同士の一戦で、前半は互角の展開。しかし8回にガルシアの右フックをたたき込まれて痛恨のダウン。ダメージが残る中、最終回まで戦い抜いたが、僅差判定で敗れた。
奈良・王子工時代に史上初となる高校8冠に輝き、アマ10冠の実績を誇る今永は東洋大を経て2022年6月にプロデビュー。今年9月には村上雄大(角海老宝石)との決定戦を判定で制し、プロで初のタイトルとなる日本ライト級王座を獲得した。だが、日本王座を返上して臨んだ初の海外戦で厳しい現実を味わった。





