ドネア 堤聖也戦に「ワクワクしている」 レイチェル夫人も自信「経験も大きなカギだが、全てを持ち合わせている」
「ボクシング・ＷＢＡ世界バンタム級タイトルマッチ」（１７日、両国国技館）
大会前会見が１５日、都内で行われた。ＷＢＡ世界バンタム級王者の堤聖也（２９）＝角海老宝石＝は、同級暫定王者ノニト・ドネア（４３）＝フィリピン＝との団体内統一戦に向けて「倒されても倒せばいい」と、打ち合いも辞さない覚悟を示した。
ドネアはチーフマネージャーのレイチェル夫人を従えて会見に出席し、「大好きな日本で大きな試合を組んでいただき感謝。（休養中も）いつでもトレーニングを続けているので（ブランクは）全く問題ない」と自信を示した。正規王者の堤については「大変尊敬しているファイターの１人。この試合をできることが楽しみでワクワクしている」と静かに闘志。レイチェル夫人は「（ドネアの）経験も大きなカギだが、集中力の高さ、規律、パワー、スピード、全てを持ち合わせている。トレーニングキャンプも全てをこなした」とレジェンド健在を強調した。
