ドネア 堤戦後は井上拓真と「統一戦をやりたい」 公開練習で夫人のミットに軽快打ち込み

 「ボクシング・WBA世界バンタム級タイトルマッチ」(17日、両国国技館)

 WBA世界バンタム級王者の堤聖也と団体内統一戦を行う同級暫定王者ノニト・ドネア(43)=フィリピン=が12日、都内で練習を公開した。

 レイチェル夫人が構えるミットに左ボディー、左フックを打ち込むなど軽快な動きを披露。堤に対して「経験が何より勝っている。タフな相手でも、強さを見せて勝ちたい」と誓った。

 元世界5階級制覇王者は、今年6月に約2年ぶりの再起戦に臨み、暫定王座を獲得。19年11月、22年6月に喫した井上尚弥(大橋)への敗北を「学びでしかない。闇の中でしか見られない光があった。自分自身を理解できた」と前向きだった。

 体調は万全を強調し「けががなければ、時間や年齢に制限なく永遠にボクシングができる。今はそういった制限から解き放たれた」と充実ぶりを口にした。

 堤戦後の青写真としては2団体統一戦を描いた。同階級のWBC王者・井上拓真(大橋)について「やりたいですね」と即答。「拓真選手と統一戦の形でできるようになればいい」と語った。

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