韓亮昊 初挑戦でのタイトル奪取に自信 井上拓真のパートナー務め急成長「一番学べたことは駆け引き」
来年2月10日に後楽園ホールでWBOアジアパシフィック・スーパーフライ級王者・川浦龍生(31)=三迫=への挑戦が決まった同級9位・韓亮昊(ハン・リャンホ、28)=六島=が14日、大阪市住吉区民センターで開催された六島ジム主催興行でタイトル戦決定を報告し、初挑戦での王座奪取を宣言した。
ここまで5戦5勝(3KO)の韓は「昨年の終わりぐらいからずっとこのタイトルを意識していた。3度防衛している王者は安定感が出ているけど、下馬評も覆せると思っている」と自信を示した。
サウスポーの技巧派だけに“仮想天心”として、WBC世界バンタム級王者・井上拓真(大橋)のスパーリングパートナーに呼ばれ、那須川天心(帝拳)撃破に一役買った。「拓真さんとのスパーはメリットしかなかった。一番学べたことは駆け引き。今は練習するのが楽しくなりました」と充実した日々を送っている。
敵地に乗り込んでの挑戦となるが、「後楽園ホールは大学時代にリーグ戦で経験している。東京のボクシングファンに認知されるような試合をしたい」と東農大で主将を務めただけに問題にしない。無敗でのタイトル奪取へ突き進む。


