坪井智也 8回TKO完勝 元世界王者を圧倒 予想よりうまく戦術もハマって、やりたいことをやれた」
「ボクシング・10回戦」(24日、トヨタアリーナ東京)
セミファイナルでIBF世界フェザー級挑戦者決定戦が行われ、同級5位の中野幹士(30)=帝拳=は同級3位のライース・アリーム(35)=米国=に0-3で判定負けを喫し、プロ15戦目で初黒星を喫した。アマチュア時代に19年世界選手権で金メダルの坪井智也(29)=帝拳=はプロ3戦目でスーパーフライ級10回戦に臨み、元WBC同級王者で現1位のカルロス・クアドラス(37)=メキシコ=に8回2分59秒、TKO勝ちした。
得意の連打で元世界王者を沈めた。プロ3戦目だった坪井は8回TKO勝ち。「予想よりうまく戦術もハマって、やりたいことをやれてフィニッシュに持っていけた。まずまずかなと思います」と余裕綽々(しゃくしゃく)に振り返った。
「最初のジャブが数発当たった時点である程度、勝負は決まったという感じがあった」と、1回からペースをつかんだ。その後も的確にボディーブローやワンツーをたたき込み、8回の連打でレフェリーストップ。「何もなく終わってしまったのはがっかりした点でもあるけど、楽しかった」と堂々と語った。
リング上では「世界ランクは1桁になると思う。来年中にまず1つ目(のベルト)。残りのベルトも全部取れるように」ときっぱり。世界戦への架け橋ともなるこの試合で、またしても圧倒的なインパクトを残してみせた。





