次戦引退表明の武尊、7月結婚は「引退見えたから」復活勝利報告会見で葵夫人も飛び入り参加の神対応「メイクしてない」

 復活勝利から2日経ち、取材に応じた武尊(右)と写真撮影に飛び入り参加した妻・川口葵
 16日の試合で右拳の親指の骨にひびが入っていたことを明かした武尊
 復活勝利から2日経ち、心境を明かした武尊
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 K-1元3階級制覇王者の武尊(34)=team VASILEUS=が18日、東京都世田谷区の所属ジムで取材に応じ、16日に有明アリーナで行われた「ONE173」でデニス・ピューリック(40)=カナダ=に復活の2回KO勝利を挙げたことを改めて報告した。会見後、写真撮影の際には、ジムに来ていた妻の川口葵(26)も報道陣の要望で飛び入り参加。武尊が「メイクしてないよね?」と気遣う場面もあったが、「帽子をかぶっていたら大丈夫だよ」と呼び込み、仲睦まじい新婚2ショットの神対応を見せた。

 プライベートでは今年7月、タレントで女優の川口葵と結婚し、心機一転。武尊は現役中は結婚しないという意向を持っていたものの、翻意した経緯について「引退が見えたから結婚した」と明かした。「イメージで、結婚すると安心する場所ができて命を懸ける戦いができないと思っていたが、体的にもコンディション的にも(引退の)目安を考えて、あと奥さんがずっと支えてくれていたおかげで今は試合ができて、メンタルが病気で苦しんでいた時期も近くで支えてくれたおかげで、また現役で闘えているので、(伴侶の存在を)隠しているのも嫌なので。この人のおかげでリングに上がれて勝てているとみんなに知ってもらいたかったのもあって結婚した」と明かした。

 葵夫人には引退の時期を伝えていたわけではないというものの、「自分の中では期限が見えていたので(結婚)しようと言いました。強要をしない人なので、『好きなように、悔いのないようにやって、生きて帰ってくれたらそれでいいよ』と言ってくれた」と明かした。

 武尊は22年6月の那須川天心との「THE MATCH」で敗れた後、再起して現役続行。23年4月にアジア史上最大の格闘技団体「ONE」と契約した。今年3月には元ONEフライ級ムエタイ世界王者ロッタンと対戦したが、初回1分20秒でKO負けを喫した。今回、8カ月ぶりの再起戦で復活勝利を挙げ、試合後には次戦で引退する意向を電撃表明。「とりあえず(次に)ストーリーがつながってホッとしている。今回負けていたら(その場で)終わりにするつもりだったので」と振り返り、来年4月29日が有力となったロッタンとの現役最終戦に向けて「体が壊れてもいい。全てを出し切るつもりで過去最高、過去最強の体で必ず勝って終わりたい」と決意を込めた。

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