武尊 涙の復活KO勝利直後に電撃発表「次の試合で現役を引退します」ラスト試合は因縁ロッタンとの雪辱戦に決定「武尊は絶対に期待を裏切らない」
「ONE」(16日、有明アリーナ)
K-1元3階級王者・武尊(34)=team VASILEUS=がデニス・ピューリック(40)=カナダ=に2回KO勝ちで再起戦を飾った。
1回、鋭い右を浴びせて観客を沸かせると、1分30秒過ぎにカウンターの右フックを浴びせてダウンを奪った。その後も打ち合いで優位に立ち、終了間際にも右ストレートを浴びせて、2度目のダウンを奪った。
2回は右のカーフキックで畳みかけて、ダウンを奪い、左ハイキックから一気のラッシュでリングに沈めた。ロッタン戦KO負けから8カ月。鬱憤を晴らす勝利に、そのまま金網に駆け上がり雄たけび。勝ち名乗りを受ける場面では思わず男泣きした。武尊は7月にタレント、女優の川口葵と結婚。心機一転の再起戦を白星で飾った。
勝利者インタビューでは「もう前回ロッタン選手に1回で速攻負けちゃって、ファンの思いを裏切ったと思ったので。でも裏切ったままじゃ、格闘技人生終われない。死ぬ気で練習してきた」と語った後、「僕は次の試合で現役を引退します」と次戦で現役引退することを発表。まさかの言葉に会場は静まりかえった。そして「さっきも言ったんですけど、武尊は絶対に期待を裏切らない戦いをしてきた。次の試合、ロッタン選手、受けてくれるなら、最後の試合、絶対勝って、皆の期待を裏切らない試合をします。ロッタン選手、現役最後の試合、相手願いします!」と、リングサイドで見守ったロッタンに呼びかけた。
ロッタンはリングに上がり「あなたの最後の試合、私でよければ是非やります」と応じた。
武尊は22年6月の那須川天心との「THE MATCH」で敗れた後、再起し現役を続行。23年4月にアジア史上最大の格闘技団体「ONE」と契約した。24年1月にONEデビュー戦でフライ級キックボクシング王者のスーパーレックと対戦したが、激闘の末に判定0-3で敗戦。24年9月にはタン・ジン(ミャンマー)に2回2分47秒KO勝ちでONE初勝利を飾った。今年3月には元ONEフライ級ムエタイ世界王者で、武尊のONE参戦の目的だったロッタンと対戦したが、1回1分20秒でKO負けを喫した。




