前王者・中谷潤人 那須川&井上拓による日本人同士の王座決定戦に期待「バンタム級は日本人うごめく階級。面白い試合が多くなる」

 ボクシングのWBC世界バンタム級王座決定戦(11月24日、トヨタアリーナ東京)の開催発表会見が25日、都内で行われた。元キックボクサーで同級1位の那須川天心(27)=帝拳=が世界初挑戦として、同級2位で前WBA世界同級王者の井上拓真(29)=大橋=と激突するカードが正式決定した。

 前WBC、IBF世界バンタム級統一王者の中谷潤人(27)=M・T=が25日、都内で取材に応じた。自身が返上したWBCのベルトは、王座決定戦として那須川と井上拓の日本人で争うことが決定。中谷は「すごくいいカード。バンタム級は引き続き日本人うごめく階級。面白い試合が多くなる」と期待を寄せた。

 自身は転級し、4団体統一世界スーパーバンタム級王者・井上尚が君臨する場所に乗り込む。来年5月にドリームマッチを控える中、まずはノンタイトル戦に臨む予定。対戦相手を「パンチがあって攻撃型」と分析し、「階級を上げて初めて(の試合)。試される部分はいっぱいある。自分がどう感じて、どうパフォーマンスできるか。過程から集中して仕上げていきたい」と気持ちを高めた。この日はコンディショニングブランドを展開する「TENTIAL」のサポート契約締結会見に出席した。

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