Sareee「覚悟して。私、やっちゃうんで」大ブーイングなんの渡辺桃撃破、5★STAR快進撃
「女子プロレス・スターダム」(16日、神奈川・横浜武道館)
夏のシングル最強を決める「5★STAR GP」ブルースターズ・B組の公式リーグ戦が行われ、新日本のIWGP女子王者・Sareeeは渡辺桃から12分29秒、リストクラッチ式裏投げからの片エビ固めで3カウントを奪取。勝ち点を9に伸ばし、17日・浜松大会のリーグ最終戦(VS向後桃)を残して、20日・後楽園ホール大会からの決勝トーナメント進出を決めた。
朱里からの同ベルト奪取以降、スターダムファンから激しいブーイングを浴びるSareee。この日は互いに頭部への厳しい打撃、頭部にダメージを与える投げ技を応酬させ、場外戦では椅子を投げ合うデンジャラスな試合を展開した。
極悪軍団H.A.T.E.(ヘイト)の渡辺が終盤に凶器のバット攻撃をヒットさせると、観客から大歓声。凶器攻撃に対して通常ならあり得ない声援に調子が狂ったのか、続くスプレー攻撃の誤射から暗転。スキを突いたSareeeが変形バックドロップ、最後はリストクラッチ式裏投げで決着を付けた。
Sareeeはリング上で、ブーイングを浴びせる観客にベルトを誇示。「優勝するから。みんな覚悟してろよ。分かったか、オラー!」と絶叫した。バックステージでも「しっかり3カウントを取りました。でもこんなはずじゃねえだろ、渡辺桃」と挑発した上で「必ず優勝します。みなさん、覚悟してて。私、やっちゃうんで」と、不敵な笑みを浮かべていた。





